2016年11月22日火曜日

タバコフィルター税

タバコのポイ捨て、後を絶ちません。喫煙者のすべてとは言いませんが、少なくない比率でポイ捨てを当然のようにします。いくらJTが広告しても改善しませんね。ポイ捨てに厳しいシンガポール以外の世界共通の問題です。

そこでどうしたらポイ捨てが無くなるか。
喫煙者の良識に訴える作戦は効果がありませんでした。
罰金刑を設けるのも1つの方法ですが、一部の過密都市部以外はおそらく取締まるコストが高くついて現実的ではありません。
ならば、やっぱりお金で解決するしかありません。1つにはタバコ税を増税してその収益で清掃する。しかし相当な増税がおそらく必要ですし、ポイ捨てはタバコだけではないので喫煙者だけが負担する清掃は強い抵抗がありそうです。

ならばフィルターを喫煙者が回収するよう仕向けるしかありません。例えばタバコフィルター1本に対し20円の預かり金を課します。もちろんフィルターを回収したら戻るお金です。そのフィルターをタバコ販売店が回収しお金を払い戻します。そのためのコストはもちろんタバコ代に上乗せします。するとタバコ代は20本入り一箱で400円と回収コストの分値上げとなりますが、実際にはフィルター預かり金は戻るので回収コストのみの値上げですみます。これならポイ捨ては減るし、落ちているフィルターはお金が落ちているようなものなので競って拾い、道路は綺麗になります。他国からの持ち込みタバコと区別するために課金されたタバコフィルターには共通のデザインをしておけば、海外から持ち込んだタバコで不正もできません。なかなかいい方法だと思う。

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