2021年11月16日火曜日

これはDIYできない

 ゴルフ5GTの変速ショックがおこるようになった。

ディーラーでは最初はコンピューター診断は正常ですとあまり取り合ってくれない。

そのうちショックがひどくなってきたので強く言ってみた。そしたらATフルードがドライブシャフトシーリングから少し滲んで漏れているのでまずはそこを直してみましょう、と。

で、結果変速ショックは治らん。するとバルブボディかもしれません、交換は30万円します、だって。30万出すなら廃車にするわい。

でも14年以上乗っているので愛着もあって簡単には廃車にふみきれにない。ネットを調べたら県内にディーラーの約半額で直してくれるところがあるではないか。

早速修理を依頼。さすがに素人は塗装はDIYできてもメカニックスは触れません。で、バルブボディを交換してもらいました。ついでの経年劣化著しいラジエーターホースをあちこち交換して、オルタネーター(発電機)のプーリーも交換して24.5万。

運転したら超気持ちいい。

うちのゴルフ5GTはスポーツっぽいけど実は普通(スポーツ車ではない)ゴルフ最後の自然吸気最後のオートマモデル。ゴルフ5の後半モデルはダウンサイズターボエンジン、そしてDSGの組み合わせ。なので自然吸気エンジンとATの組み合わせはもう未来永劫にないのである。ノーマル2Lエンジンは非常にナチュラルにまわる。ATはギクシャクせず自然に変速する。その組み合わせコンビネーションで走行は快適そのもの。

買うときも子供が産まれる前だったので、ターボ+DSGの新型より旧式となったこのモデルの方が赤ちゃんには優しいし、お買い得ですよ、と言うのが売り文句。その言葉通り新品の時はスムーズな車だったな。ベアリングトラブルや今回の変速ショックで静かな運転は本当に久しぶりのような気がする。

こうなると廃車にするのはもったいなくなってきた。これはこれで良い車だからね。でもディーラーが言うには古い車を維持するのは安くないらしい。「まだまだ乗れますよ、お金さえかければ。あちこち修理がかさんであまり経済的ではありませんが」とのこと。

お金かけて長く乗ろうか、15年目であきらめるか、悩ましい。

2021年11月11日木曜日

DIYその2

  14年、14万キロのゴルフの塗装の話である。

 昨年ルーフの塗装DIYを書いたが、結局1年も持たず、ぼこぼこ剥がれ始めてしまった。やはりイオンデポジットをしっかり落としきっていないのが敗因でイオンデポジットの部分が塗装剥げを起こしている。

 で、懲りずに再挑戦。今度はしっかり下処理してみた。塗装が落ちて下地が出ようがかまわず600番の耐水ペーパーでイオンデポジットも徹底的に削り落とした。さすがに金属面までは出ておらずせいぜい下塗りが見える程度だが、ここまで来たら後戻りは出来ない。で、汚れを洗い流しマスキングをしっかりしてシリコンオフで油も落とし、タッククロスでホコリも吸着して準備完了。

 次にプラサフという下塗りをしてみた。ルーフ全体が白っぽくなった。その後乾燥したらペーパー掛けしてでこぼこをならせというので1200番でペーパーがけしたら、確かに削れる部分とそうでない部分があり、一通り終わったらかなり凸凹は無くなった。

 再度洗い、油抜き、ホコリ落としをしていよいよ塗装。ぼかし剤を使いながら馴染むようにスプレー缶で3回塗り、ぼかしで仕上げ、さらにクリアを3回塗り、さらにぼかしで馴染ませ乾燥。

 マスキングを剥がすと境界は色だけで無く厚みが段差状態。全体を1500番でペーパー掛けして、3000番でさらに磨くと境界部の厚みの段差は無くなった。ただし今度は縁で下塗りの白が出てしまい色の段差が生じたが、まあいっか。次いで3000番コンパウンド、最後は9800番コンコンパウンドで仕上げ。全部手磨きなのでキズっぽい線は残るものの触った感じはツルツルです。

 今度こそ、年単位で長持ちして欲しい。