2017年5月26日金曜日

未来のオーディオ

 タイムドメインライトはもっぱらTV用とKohNoのバイオリン練習用に使われています。この2つの用途にはとてもいいスピーカーです。でもやっぱりシンフォニーは苦手。低音はサブウーファーで補強する必要があります。でもそうすると音の粒が目立ちにくくなりぼやけます。上級品のYoshii9の音を聞いたことはありませんが、おそらく万能なスピーカーはなく、どんなスピーカーやオーディオシステムにしても必ず得意不得意が生じるはずです。それでしょうがないのでしょうか?
 いや、未来はもっとすごいことになっているはずです。スピーカーを高音や低音で分けるのではなく、また2チャンネル、5チャンネル、7チャンネルという方向でもなく、別の方向に行くような気がします。それは、音を分解して楽器の種類やボーカルに合わせてそれぞれ最適なスピーカーから出力するシステム。コンピュータが高性能化しソフトが進歩すれば音を完全ではないけどバイオリン、ドラム、ピアノ、ギターなどに分解抽出してピアノとボーカルはこのスピーカー、ドラムとベースはこのスピーカーというスピーカーの使い分けができるシステムができそうな気がする。そうするともっと臨場感のある、そして個々の楽器の音もぼやけない音ができるんじゃないか、そんな気がします。
 きっと相当高価なシステムにはなると思うけど、技術的にはできないかな?

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