やりました。フィラデルフィア・イーグルスがカンサスシティー・チーフスに圧勝して、スーパーボウルチャンピオンです。NFLファンでない人には何のこっちゃ?ですが、熱烈なイーグルスファンのMaSoni、KohNo、AKには最高のイベントでした。
日本のニュースはチーフスのQBパトリック・マホームズやテイラー・スイフトの恋人TEトラビス・ケルシーばかりに注目してチーフスの史上初のスーパーボウル3連覇なるかみたいな視点でしか報道していませんが、イーグルスファンからするともっとフットボール自体に注目して報道して欲しかった。そうすればけっこういい勝負になりそうな期待感が高まっていたと思いますが、NFL自体が日本ではあまり人気が無いので仕方がありません。
さて、そのフットボールに注目するとどうしても点を奪い合うスポーツなので攻撃にばかり注目しがちですが、NFLファンなら皆知っていることですが守備の強いチームが勝つ確率が非常に高いのが常識です。そして両チームを比べると正直ほぼ守備は互角、特に両チームともパスレシーバーを徹底的に押さえ込む能力が高く、それを攻撃陣がどう崩すかが勝負の分かれ目だと思っていました。
イーグルスの弱点はQBジェーレン・ハーツに好調不調の波があること、イーグルスの強みはRBセイクァン・バークリーが桁外れにランで活躍することとディフェンスに隙が無いことです。一方チーフスの弱点はオフェンスラインがあまり強くなくポケット(QBがパスレシーバーを探すまでの敵のいない空間)が長持ちしないこと、RBのパチェコガがケガから復帰後の調子が完全で無いこと、強みはQBマホームズがポケット崩壊後も逃げながら走り込んだりパスを投げたりと幅の広い攻撃で活路を見いだせる類い希な才能の持ち主であることとディフェンスが強いことです。
試合前はマホームズの才能でチーフスがイーグルスのディフェンスに穴をあけるのか、バークリーの脚でイーグルスがチーフスディフェンスを崩すのか、その勝負かなと思っていましたが、結果はそのどちらでもなくイーグルスの大勝になりました。
勝因の分析はすぐに別記事にしますが、あまりのイーグルの勝ちすぎな内容に試合終盤はチーフスが心配になって同情してしまうほどで、正直「やったー!」ではなく「チーフス大丈夫?」という不思議な感情で観ていました。
とは言え7年ぶりのスーパーボウルチャンピオンです。すぐに優勝関連グッズをネットで注文、合計は10万円超え。関税が怖い。
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