昔のことは沢山忘れました。どんどん忘れないと次のことを覚えられない、記憶力は結構プアです。小中学校の同級生なんかほとんど覚えていません。高校の同級生も顔見ても名前が出てこないし、どういう繋がりだったかもあやふやです。でも、いくつになっても忘れられないこともあります。
次はやはり子供の頃。確かもう小学生になっていました。当時の藤沢はど田舎で家からそう遠くないところに田んぼがありました。冬になると蓮華畑になり、そこでよく遊びました。ある晩秋の日、田んぼの中で遊んでいたMaSoniはススキについたとあるものを発見しました。何かの巣です。大人の拳位の大きさで色と形は蜂の巣みたいですが8角形の穴はなく何の巣だかわかりません。と、誰かが言いました。スゲー、コレってカマキリの巣だぜ。
本当にカマキリの巣かどうか知りたかったMaSoniはススキごとその巣を家に持ち帰りました。そして花瓶に立てリビングに置いて巣立ちの日を待ちました。本当にカマキリが生まれるかな?しばらくして春も近づき巣の存在もすっかり忘れていたある日、とうとう巣から子カマキリ達が姿を現しました。やったー、やっぱりカマキリの巣だ。でも、、、、、
それからが大変。出てきた子カマキリは数100匹、リビングが子カマキリだらけになり母親はヒステリー状態。急いでカマキリの巣を外に出し、家中の子カマキリ捜索をして天井にいる子カマキリまで回収して外に出しました。
しかし外はまだ北風が厳しく吹いています。おそらく暖かい室内で育ったため早くに生まれてきてしまったのでしょう、段ボールとラグで保温したものの子カマキリ達は全滅してしまいました。残念。合掌。
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