2015年6月5日金曜日

自転車規制

 ついに自転車の危険走行の規制が厳しく施行されました。MaSoniは自転車は殆ど乗らない派。理由は二つ、クルマに当てられたらケガする、そして慢性前立腺炎になるから。

 かつてはチャリ通勤していたMaSoni、キチンと車道の左端を走行して交通ルールとマナーはきちんと守っていましたが、ある時斜め前のクルマがウィンカーを出さずに突然左折して接触転倒、クルマは逃走、ケガは軽症でしたが思いました。交通ルールを守っても事故は起こる、相手が悪くても痛いのは自分、だから自転車はもうやめよう。
 それから慢性前立腺炎は左右に割れたサドルで解決しましたが、自転車に乗らない方が断然調子が良い。
 今はKohNoを連れてちょっと出かける時だけしか乗りませんし、そのお出かけもKohNoにルールと安全を教えるためです。

 さて自転車危険走行取り締まりですが、現在の取り締まりは根本的解決には程遠い。スポーツバイクを危険な乗り方をしている人や傘さし運転や携帯操作などトンデモ自転車は傍目にも怖いものがあるので当然です。でもそれだけではありません。スポーツバイクは一部危険な人もいますが、見ている限り多くはむしろ交通ルール遵守派で、逆に自転車を便利な足がわりとしか思っていないママチャリの方がメチャクチャですね。自転車通勤時代は交通ルールをキチンと守っていたことは先に書いた通りでしたが、よく見かけたのが歩道を走行して、横断歩道の歩行者の隙間をくぐり抜け信号無視も平気でするママチャリ通勤者。ルールマナー無視のママチャリと歩行者に道を譲り信号待ちするスポーツバイクとは結局は移動時間が変わりません。他にも歩いていても後ろから突っ込んできて危ないわね、と悪態をつくおばちゃんもたまに見ますが、即赤切符を切って欲しい。この足代わりママチャリ軍団に安全運転教育しないと何も変わらない。
 でもこの人たちが車道に来るとスポーツバイクのメリットゼロ。片側1車線農道で耕運機が連なる後ろをポルシェが走るような状態になっちゃいます。つまり日本の道路がそもそも自転車走行を前提とせず、むしろ自転車なんかのるなよ、という作りになっているのが根本的な問題です。
 そしてもう無理だよという感じのフラついて危なすぎるお年寄りが多い。こけたら骨折や重症頭部外傷間違い無しというシルバーチャリがうじゃうじゃ。おそらく自転車が貴重な交通手段でしょうが、どれだけの人が危険性を認識しているのやら。

 ヘルメットの義務化と免許証制度、そして運動能力低下による免許証自主返納と剥奪しか自転車が歩行者や他の交通手段と共存する道は無い。それから自転車専用レーンは追い越し車線を作って歩道とも車道とも完全に仕切りで分離する。これを100年計画で実行するか、いっそのこと自転車をスポーツ用品として公道禁止にするしか自転車の生き残る道は無い。

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