迷惑だなぁ〜歩きスマホ、って思っていたが、ある日気づいた。初代はこの人だ。薪しょって本読みつつ歩いている、小学校に銅像があって、小田原城に神社まで作ってもらっているあの人。そう、二宮金次郎だ。
彼もまた周囲に注意を払わずに傍若無人に歩き回って、本に夢中で気づかないままマムシを踏んづけたりガマカエルを踏んづけたりカブトムシを踏んづけたり野ザルやキツネを蹴飛ばしたりクマやイノシシにぶち当たっていたに違いない。スマホではないがやっていることは同じ、まったく迷惑なヤツだ。
歩きスマホの原点は日本人の間違った教育にあったのだ。二宮金次郎は偉いと言い続けている限り、日本人のマナーは良くならないと思う。