2015年10月21日水曜日

戸建ての理由

横浜都筑区のマンション問題で新聞TVは大騒ぎ。住人の方々は本当に災難としか言いようが無いできごとで、ご愁傷様としか言えません。

さてMaSoniが戸建てにした理由はいくつかありますが、最大の理由は管理組合の難しさです。家を建てる前に賃貸マンションに住んでいましたが、ここは管理組合と自治会が非常にしっかりとしたマンションで、エレベーターや入り口でも挨拶や他愛のない自然な会話が飛び交い、顔の見えるご近所づきあいのある快適なマンションでした。同じフロアの方々はほとんど顔見知りで、当時未学就児だったKohNoをとても可愛がってくれ、本当にいいところでした。築年数がかなり経っていましたが、中古で物件が出たら買おかと真剣に考えたこともあります。

ところが、やっぱりマンションは大変だよね、という出来事がありました。大規模改修です。排水管を全面的に新設して切り替えすることとなり、各戸内の工事も伴うので賃貸の方も含めて説明会に出て下さいとのことでしたので、行ってみました。説明会では排水管新設という決断に至った経過、今回の費用と現状維持に伴う維持費の比較、メリットデメリットの説明があり、自治会・管理組合の担当の方々が年数をかけ調査された念密な調査の結論であるとのことがよくわかりました。本当にご苦労様です、よろしくお願いします、と思える内容でした。ところがです。それに対して文句をつける方々がいるのです。まあ、全て鵜呑みに聞くのも危険なので冷静に評価するのも大切ですし、議論も重要です。そういう議論なら良いのですが、批判者は自分の考えとは違うから同意できない、議論は平行線です。その後何度も話し合いがあったようですが、結局全員の同意は得られず決議となり、予定通りの交換となりました。反対者も最後は、じゃああなたのところは新しい排水管にはつながないけど古い排水管で排水漏れが起きて階下に迷惑をかけたらご自分で保証するしかないよねと言われて工事を受け入れたようで、無事に全戸工事が終わりました。

こんなにコミュニティーのしっかりしたマンションですら、こんなに大変なんだと思いました。これが今後も大規模改修のたびに繰り返されえるんだと思った瞬間、マンション購入という選択肢は完全に消えて無くなりました。そんな時に、偶然にも今の家の土地を買えるという幸運に恵まれ戸建てに住むことになりました。

もし、あの大規模改修が無ければマンション暮らしを選択していたかもしれません。それがダメというわけでは無く、それはそれでマンションの良さもあり快適な暮らしが待っていたでしょう。でも年数が経つと何年かに一度は組合で揉め事が起こり、その時役員だと相当苦労すると思います。戸建てでも自治会役員の分担は回ってきますが、自治会の最大の検討事項は大災害対策でありマンションも戸建ても関係なく、もっと狭い地域内の仕事は子供会だったりして平和なのです。

ということで、戸建てにして良かった。

2015年10月19日月曜日

家を建ててわかったことー暖房

秋晴れです。
食べ物の美味しい季節です。
暑すぎず寒くもなく、蒸したり乾燥することもない、年間を通して一番過ごしやすい季節です。

しかしKohNoは毎朝寒いと言い、今朝は毛布にくるまっていました。まあ、ちょっと肌寒いけど暖房入れるほどではないので適当に着包まってもらいますが、最低気温が10度くらいになると軽く暖房入れてもいいかもしれません。

ところで我が家の暖房は蓄熱暖房です。夜間の安い電気料金で蓄熱し日中はそのため込んだ熱で部屋を暖める暖房です。マンション暮らしの時はオイルヒーターを使っていました。マンションは両隣上下の各部屋があるので、季節による温度変化が比較的マイルドで、自分の部屋をオイルヒーター1つで暖めるだけで意外と快適に過ごせました。しかし家を建てる際にオイルヒーターでは非力なので何かないかと調べて蓄熱暖房という存在を見つけ導入しました。当初は全館暖房となるように提案されましたが、玄関廊下は設置スペースが厳しく、また和室は床張りでないので設置できず、リビングダイニングキッチンに大きいのを一つ、寝室2つにそれぞれ小さいのを設置しました。蓄熱暖房のおかげでこの2年間かなり快適な冬を過ごせました。
2シーズン使ってわかったことが2つ。和室は6畳きっかりではなく、板張りの蓄熱暖房設置スペースも合わせて間取りを設計すべきだったこと、そして全館暖房は不要ということです。

和室ですが、今のところ寝室ではなく親子一緒に和室で寝ているので暖房が必要です。子供部屋と引き戸でつながっているので全く暖房なしではありませんが、少し寒い。ということでオイルヒーターを使っています。でもオイルヒーターは蓄熱暖房より電気代がかかり、また地震で倒れてきたら怖いので今年はどうしようかと思っています。いちおう昼間は部屋のドアを全部開け2台の蓄熱暖房で2階全体を暖めていますので、それなりに冷え込みは緩和されます。でも和室にも設置場所を作っておけば、と少々後悔してます。そのくらい、蓄熱暖房は快適なんです。

もう一つ玄関廊下は暖めなくてもいい。蓄熱暖房は部屋を中心に家を暖めますので和室同様冷え込みは緩和されます。部屋を一歩出たら激寒なんてことにはなりません。むしろ冷所保存のものが置けるスペースも必要なので、全館暖房にしなくて(出来なくて)よかった。玄関靴収納の下の土間スペースは野菜置き場として活躍しています。

結論
蓄熱暖房は快適である
居室全てに設置するよう家を設計すべし
家には涼しい場所も必要である

2015年10月18日日曜日

栗こもち

信州里の菓工房は銘菓が揃っているところ
夏の水きんとんには感動しましたが、今回は栗こもちにさらに感動
今回もMaSoniの仕事中にAKとKohNoが出かけて栗こもちを仕入れてきてくれ、あまりの美味しさにペロリと平らげてしまいました。ほんのり塩味の効いた栗をまぶしたお餅、口の中でとろけます。
来月は町田小田急デパート特設展に里の菓工房が来るらしいので、是非栗こもちも売って欲しいな